日本昔話・その4

今シリーズ、本編の前にCDを紹介してますが、今夜はコレ!!
左がアール・クルー 右がジョージ・ベンソン
二人ともフュージュン系のアコースティックギターの名手です。
前回紹介のストーンズで全身の血が沸騰したら少しクールダウンしないと
両方とも凄くメロディが爽やか、jazzから派生したクロスオーバーミュージック
メローサウンドなどと評されてました。サックスではグローバーワシントンジュニア
最近は矢野沙織なんて日本人も評判になってます。ピアノではやはり日本人の
松井慶子さんが海外でも活躍してます。
こんばんは 秩父つれづれ日記・ヨッシーです。
「蛍のお尻は何故光る」 峰 正春
前回まではまだ幼いホタルちゃんで、微笑ましいヒカルとのふれあいでしたね。
しかし、やがてホタルも成長し女性のお印が訪れる頃より、ホタルがヒカルのもとで遊ぶ
事はままならなくなりました。
当時の権力者はロリコンが多かったのでしょうか?名家に嫁ぐ姫達は総じてまだ幼い少女
でした。これはロリコンではなく、ほとんどが政略結婚のためだったからです。朝廷の要職
に付く高級官僚の家系、その家に独身の若様が居れば他家に先を越されぬうちに自分の娘を
差し出して親戚関係を築きたがった。
もう、卑しい使用人のそばなどに近付く事は許されなかったのです。
ホタルが15歳になった七夕の晩だった。ヒカルの鵜飼いの師匠である彼の父親は流行病で
すでに亡くなり、川ではヒカルが鵜飼い漁をしています。河原に設けられた舞台では客人に
ホタルが舞を披露しています。
ヒカルが数年振りに見た彼女はそれはそれは美しい娘に成長していました。
ABCフォーティエイト??(チョット名前違ってますよ

束になっても彼女の艶やかさには足下にも及びません。
舟の上からポカーン(´Д`)とその舞を眺めてましたと・・・舞の間、そのホタルの視線はヒカル
に向けて真っ直ぐ射抜くようで、何かを訴えているようでした。
長右衛門はそろそろ使用人頭の心得を学ばせるために、ヒカルに屋敷内で暮らすように言った
のですが、彼は河原に小屋を建て、お勤め意外は気ままにしたいため、ひとりで暮らしてました。
七夕の大宴会が終わった後、その深夜は家人も使用人も酔ったり、疲れたりで皆熟睡してます。
ホタルは気付かれぬようにそ~っと屋敷を抜け出してヒカルの小屋に忍び込みました。
さぁ、これにはビックリ((((;゚Д゚))))ヒカル君。
「このようなむさ苦しいところへ姫がおいでになっては行けません。人に知られたら大変で
ございます」
「大丈夫!!みんな大イビキで眠ってるわ」
「それにしてもこんな夜中にどうしたのです?」
やっぱりイザとなったら女性の方が肝が座ってる。ヒカルはドギマギ・モジモジです。
「ヒカル、いつかの約束を憶えているか?」
「何か姫と約束をしましたか?」
「わらわはヒカルのお嫁さんになると約束したではないか」
「エエー・・・それは子どもの姫が申した事。いくら私がご主人様に気に入られようとも、
それだけは無理でしょう。ササ!!他人に見つからぬうちに早くお帰り下さい」
「なによ、意気地なし・"(>0<)"・わらわは一時たりともあなたの事を想わぬ日はなかった。
それなのに今夜、とうとうわらわの婚礼の相手をやはり父上が勝手に決めてしまった。
舞の前に『このお方だ』と始めて引き合わされたが、あんなオッサンのところへ嫁ぐくらい
なら、わたしはもう一度川に飛び込んで死んでやる」
そう言うと真っ直ぐ川に向かって走り出しました。
「いけませぬホタル様~」
ヒカルが後を追いかけ、しばし浅瀬でずぶ濡れとなりもみ合うふたり~ ヨー


夏ですからねぇ 薄いホタルの

だして(もう

ヒカルに恋の激情

その晩、ふたりは遂に結ばれてしまいましたとさ

次回最終回です。それではお楽しみに

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