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ヨッシー イクゾー

好きよ あなた 今でも 今でも

暦は もう少しで 今年度も 終わりですね

アソレ 追いかけて 追いかけて 追いかけて 雪国


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そう言えばカラオケはかれこれ10年近く行ってないです。
一般サラリーマンの頃はやれ接待だ、社内の飲み会だと
週に一度や二度じゃ済まなかったのにねえ

ヨッシーが出来上がった時のオハコがこの歌、ご存知、吉幾造の
「雪国」です。

今夜のブログ、特に意味ないです。
朝、ワン公とお散歩してきて、そのあと池の掃除でもしながら家でおとなしく
してりゃいいのに・・・
勝負に行ってスッカラカン

アホですねえ やけ酒飲んで寝ます(すでにヨッパラッテマスが)

カァちゃんゴメンナサイ

                          by ヨッシー イクゾーでした


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父ちゃんのオバカにつける薬はないやねー
バツとしてこの座椅子はオレ様のもんだ
文句あるか この、バカタレ親父め

                          by タロー


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ホーホケキョ

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ホーホケキョ 鳴いた 鳴いた ウグイス 鳴いた

サクーラーの花は まっだかいなー と
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先日に秩父学検定試験の合格通知と合格証が届きました。
あとは、運行管理者試験の結果通知だけですが、これも来月3日に発表になります。

桜の開花より早いかなあ・・・試験翌日にネットで回答が発表され、自己採点では
合格を確信してます。

このブログの3月4日では「明日があるさ」と嘆いていましたが、ヨッシーの日頃の
行いが良いせいでヤマカンがオオアタリー (^^♪
間違いは三つだけだった。

早とちりがひとつに深読みしすぎがひとつ、小学生でも出来る単純な計算間違いがひとつ
「アーア、もうちょっとで満点がとれたのに」と天狗になってます。


今朝、ワン公の朝食にみんなで外に出ると「ホーホケキョ」ウグイスの初鳴きが聴こえ
ました。
別の場所ではもう聞いていたのですが、やはり自分ちで聴くのはまた、格別な味わい
ですね。
暖冬の時は2月にはもう鳴いていたのに、今年はやっとか・・・でも、その分余計に
うれしいのじゃあ。

このブログ更新したら、久し振りの朝散歩に行って来まーす


老舗を二軒

午前中のポカポカ、春の陽気に誘われ
「お昼は久し振りに蕎麦でも食いに行こうか」
と、散歩を期待しているワン公(タローとジャッキー)に留守番を
命じ、夫婦で街にお出掛けしてきました。

「どうせなら未だ行ったことがないお店にしよう」と、スーパーの駐車場に
車を止めて、番場通り(お花畑の駅から秩父神社へ続く参道)をプラプラ

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この商店街は歴史を感じさせる、昭和レトロな商店街で古い建物が大事に
保存されてます。

「(゚Д゚)ノオヤ、路地の奥に蕎麦屋さんがあるみたいだぞ」

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スマートな人ならやっと並んで歩けそうな狭い路地を入って行くと、確かに
ありましたお蕎麦屋さん。「番匠家」という看板が出てます。
「(^_^)ノヨシ、お昼はココにしよう。

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路地を抜けてお店の敷地に入ると立派なお庭で、上がり框の踏石も立派。
なんだか高級店で高いんじゃ? んな心配は要りませんよ。
ちゃんと路地の入口でお値段はチェック済みですから(笑)

因みに貼り出してあったメニューは健康蕎麦セットとキンピラセット、
それに山かけ蕎麦セットの三つだけで、どれも千円ピッタンコです。

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店主さんに案内されてお店の中、奥の方へ。廊下から二階を見上げると
春の優しい光が差し込んでました。
きっと、秩父銘仙の市がたった明治~昭和の前半は大商いした仲買人や
買付け人が来店し、こんな二階から秩父銘仙を着た綺麗な芸者さんが、
「あ~ら、旦はんいらっしゃ~い」なんて声を掛けたんでしょうねえ。
聞けば、番匠家さん80年の歴史だそうで現在の店主が三代目だそうです。

「美味しいお酒も用意してありますよ」

スゴク誘惑的な言葉を掛けて貰ったのですが、うちのカミさんのひと睨みで
「今日は運転がありますから、お蕎麦だけ頂きます」
と、黒はんぺん(イワシ)と蕎麦豆腐の付いた健康セットをふたりで注文し
ましたとさ

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ご馳走様でした。


さて、次は珈琲店 

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お蕎麦を食べて、スーパーに戻って買い物をしようと歩いていると珈琲の
いい香りがプーンって・・・その元をたどったらありました珈琲屋さん
この建物、雰囲気があるでしょう。喫茶店というより、やっぱり珈琲屋さん
と呼んだ方が似合いますよね。

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お店の名前は「珈琲道・ぢろばた」
ココも創業は昭和49年(1974)だそうです。建物はもっと古くて
明治末期か、大正時代で「市内の別の場所から移築した」と、マスターが
言ってました。

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お店の中もスゴーくレトロな雰囲気。

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ちょいオーディオマニアなヨッシーには無造作に置かれたラックスマンのアンプや
タンノイにスペンドール(イギリスのメーカー)のスピーカーは見逃しません。
今日はシンセサイザーの曲が流れてました(たぶん富田勲)

そしてところ狭しと並べられたアンテイークや本。入り浸りになりそうな
雰囲気です。

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待つこと10分以上、マスターが丁寧にいれてくれた珈琲はモチロン旨かったです。
(いつも砂糖やミルクをタップリ入れるウチのカミさんもブラックで飲んでましたもん)

 

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スーパーの駐車場から見上げた武甲山。やはり、秩父の人達にとって、
この山は特別な存在です。
街中の何処からも見えるし、恵まれた伏流水の美味しさ。それに山頂にかかる
雲での天気予報。10年近い秩父での暮らしでヨッシーもそれがよーくわっかり
ました
だからこそ、これ以上山容が崩れていくのは何だか哀しいです。

でも、ここで作られたセメントや石灰が東北の復興につながるなら
それはスゴク誇らしいこと。
お願いだから偉い人(特に政治家さん)単なるお金儲けや袖の下の
道具にしないでね

                            


jaranpon-完

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ジャランポン祭りのお話し、根気良くお付き合いを頂きありがとうございました。
今日が最終回です。


  jaraーn・poーn

公会堂の中はガヤガヤと地元の人やカメラマン達で賑やかだった。
やがて区長さんという人の挨拶があり、坊さん役の小吉さんや死人役の
ガンさんなどが続いて挨拶した後に、このお祭りの最大の見せ場である
お葬式が始まり、僕と父は運良く祭壇の前の方に座ることができた。

棺桶に一升瓶を抱えたままガンさんが横たわると、いっせいに小坊主達が楽器を
打ち鳴らし、小吉さんがお教を唱えだした。

「ナンマンダーブ・ナンマダーブ 今日のホートケさんはガキ大将だった
 イワタのヤスユキだー ゾークショウガンチャンワー ガーキノコロカラ
 イジワルでー、オーレタチカーキューセイヲイージメター トートー
 ソノバチデー エーンマダイオウニーヨバレタヨー」

会場のアチコチからクスクスと笑い声が聞こえるが、まだ笑いを堪えている様だ。

「ナンマンダーブ・ナンマンダーブ オトナーニナッテーモー ナカミーワー
 ガキノママー ナニカートークチウルセー イーマジャー キンジョーノ
 ハナツマミモンー」

棺桶がガタガタ揺れて蓋をガンガンと中から叩く音が聞こえる。
そして、一瞬間を置いて「プウー」大きなオナラの音がした。

「ナンマンダーブー・ナンマンダーブー イマホートケサンガヘヲコイター
 ドクーガスダカラー コーレデホトケモ ホントニオダブツダー」

それまでクスクス笑いだった会場が、とうとう堪えきれずに大爆笑の渦となった。
すると、突然棺桶の蓋が吹っ飛び、仏さんが上半身を起こして肩で息をした。

「臭っせー、てめえの屁で本当に窒息するトコだったい」
仏役のガンさんが自分の鼻をつまんで喋り、
「小吉、てめえもっとまともなお経を上げろ、それじゃ仏は成仏出来ねえぞ」
と喚き、自分で蓋をして又、棺桶の中に隠れた。

もう、会場はワッハッハー・アッハッハー ジャランポーンの大騒ぎ。
その後もいい加減なお教が続き、その度に仏さんは棺桶の壁をガツンガツンと
叩いている。そして、お母さんの言っていた飲み屋のママさんがどうの何てお経
が始まるとついには仏さんが立ち上がり、

「このクソニセ坊主めー」

会場は死人とお坊さんの鬼ごっこの場と化す、その年はハチャメチャなお祭りだった。



「ツヨシ、オーイ、ツヨシー聞いてるかぁ・・・どうだい?ジャランポンの日は
 帰って来るか」

そうだ、父さんと電話中だったんだっけ。

「うん、みんなで絶対に行く。今さぁ、父さんとあの頃はまだ元気だった母さんに初め
 て連れていって貰ったジャランポンを懐かしく思い出していたんだよ。そうなんだ、
 今年は父さんが仏さん役をやるんだ。で、坊さん役は誰?」

「それがよう、あのガンさんなんよ。なっ、今年のジャランポンも面白くなりそうだんべ」

あぁー父さんも一応は東京生まれの江戸ッ子なのに、今じゃしっかり秩父のオッサンに
なったんだなあー。だんべー言葉が凄く板についてるね。

                                   
                                               お仕舞い




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秩父の野山はまだ冬景色っぽいけれど、よく観察すれば枯れ木の先はなんだかモヤモヤと
新芽や花の準備が整ってます。
今日、ウチの庭の枝垂れ紅梅の花が一輪咲きました。右隣りは1月から咲いてる枝垂れ黄梅です。

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散歩に連れてって貰うのを日向ぼっこしながら、ジーっと待ってるタロウとジャッキー

「jaraーn・poーn」は実際にある秩父市久那のお祭り「ジャランポン」です。
ですが、今回のお話は全てヨッシーの創作です。実在する人物とは一切の関係はございません
ので、ご了承下さい。








jaranpon-その3

「ジャランポン祭りのお話しを考えて書きます」
なんて気軽に宣言したまでは良いのですが、イザ、書き始めたらそんな簡単には
済みそうもなくてケッコー気力が要るのには参りました。
今回で完結出来るかなぁ

  jaraーnn・poーn

さて、それから幾日か経った祭りの当日。両親に連れられて祭り会場の下久那公会堂
まで、下り坂を歩いて行った。
ジャランポンは夕方からで、春の午後の陽射しが暖かく、あの時の、風に運ばれてくる
段々畑の梅の花の香りは今でも鮮明に憶えている。

途中で友だち数人と合流した途端、僕は初めての「葬式祭り」への期待で胸が高鳴り、
ワァーっと叫んで駆け出していた。

会場の公会堂を窓から覗くと、ガンさんは白装束を着せられ頭には三角頭巾の鉢巻を
した格好で棺桶のへりに腰掛けていた。そして手にした一升瓶を時々ラッパ飲みしている。
お坊さん役の小吉おじさんは立派な袈裟懸けを纏い、本物のお坊さんのように見えた。
だけど、周りの小坊主役のおじさん達の袈裟は唐草模様の風呂敷で、それぞれ手にはシン
バルみたいな楽器や鐘、木魚を持っており「ジャララーン・ポクポク・チーン」と、
思い思いに鳴らして遊んでいた。

「ジャララーン・ポクポク・チーン」・・・
窓枠に顎をのせて中の様子を見ていた僕に突然ヒラメキがはしった。

「そうか!!あのシンバルみたいな道具の音が祭りの呼び名になったんだ」
ひとり合点がいき、運良く隣りに居合わせた当時僕らの憧れのマドンナだったミッちゃんに
得意になって教えた。

「ウソ、そんなことも知らなかったの。そっか、ツヨシくんは東京から越して来たアオボーズ
 くんだもんね。それよりもあの木魚を叩いているのがワタシのお父さんなの。ヤダ、酔っ払っ
 て顔が真っ赤よ。もうサッイアクよね」

なんだか肩透かしを喰らったみたいでガックリしている僕に気が付いたガンさんが、一升瓶を
かざして手招きしていた。
誰かが「ギャー、オバケに見つかったー」と騒ぎ出すと、もう僕たち子どものエネルギーは
止まらない。
ガンさんは既にかなり酔っ払っていて、傍の位牌を持って立ち上がるとキョンシーの真似を
しながらピョンピョンと僕たちに向かって歩いて来た。
キョンシーが近づくと位牌の文字がハッキリと読めた。
 
 「悪疫退散居士」  確かにそう書いてあった。

僕らは「悪霊キョンシーに取り憑かれるぞー」  大騒ぎして逃げるフリをしながら、
しかし逆に公会堂の中になだれ込んで行った。


 読者の皆様、ゴメンナサイ 今日もここまでが気力の限界です。
 (って言うか、根気良く読んでくれてる皆さんの方が限界だよねえ)
 
 まぁそんな事言わずに次回、完結篇までお付き合い下さいね。


続ーjaranpon

前回はいきなりお話から入りましたね。
これは、秩父市大字久那という地域で3月中旬の日曜日に行われる
「ジャランポン祭」にまつわるヨッシーの創作短編物語です。
では(o・・o)/続きをお楽しみ下さいな(^^♪

  jaraーn・poーn

初めて僕がこのお祭りのことを知ったのは、そんな小学生の頃の少年時代だ。
そう、あとわずかひと月で5年生に進級を控えた春休み前に、父が飲み友達の
ガンさんと僕のウチで飲んでた時の会話だった。

「今年のジャランポン祭はさぁ、オレが仏さまぁやることになっちまってよう、
 ハァ、まいったいなぁ」

じゃらんぽん?初めて耳にする言葉だったし、子供には凄く新鮮で何だか楽しそうな
響きに聞こえた。
「ねえ、ガンさん、ジャランポン祭って何のこと?」

「そうか、アオボーズはまだ、久那のお祭りに行ったことがないんか?」

(僕がここへ越して来た時はまだ、青白い顔をしてヒョロヒョロだったから、友だちの
 あいだで付けられたあだ名がアオボーズ。それは大人たちの間にも直ぐに広まった)

「ジャランポン祭りっちゅうのはな、久那に昔っから伝わるそりゃーおもしれえ祭りの
 ことさ。別名が葬式祭りともいってな、まだ、ピンピンしている奴をな、死人役にして
 さぁ、そんで棺桶までこせえちまうんだ。坊様だってその辺のおやっさんが成りすまして
 よう、デタラメなお経をあげて葬式しちまうってえ寸法だ」

「ええー、お葬式をお祭りにしちゃまずいんじゃないの?何でそんなことすんのかなぁ」

「そりゃーよう、昔は今みたいに病院も、いい薬もなかったんべえ。伝染病なんかが流行って
 本当の死人がいっぱいでたらこまるべえ。だから、元気なモンを神様の生け贄にして、変な
 疫病が村に入ってこない様に神様にお願いしたんだと」

「ふーん」

「そんでな、今年のジャランポンはこのガンさんが生け贄っちゅうわけよ。まぁ、仏様役は
 タダ酒がたらふく飲めるからいいんだけどよ」

「それでお坊さん役は誰がやるんですか」と、母

「それよ!!問題なんは。坊主は門屋の小吉さぁ。あんの野郎は俺等がワルガキん頃に散々
 苛めたかんなぁ。それを大人になった今でも根に持ってやがんのさ。こりゃぁいい復讐の
 時どばかりに、どうせデタラメなお経をあげて、あることないことでっちあげる腹さ」

「ふーん、あることないことねえ。例えばどこそこの飲み屋のママとガンさんはいい仲だとか、
 そんなこと?」

ガンさんは飲みかけのお酒をブーっと吹いてむせ、
「ケイちゃん・・・子供の前だで」と、焦りまくってた。(ケイちゃんとは母のこと)

そして、父と母は顔を見合わせて大笑いしていたっけ。僕も何だか可笑しく、つられて
大笑いしたことを憶えている。


 さてさて、今夜も疲れました。なにしろ書きながらストーリーを考えてる始末で、
 自分でもこの先がどんな展開になるのか?なんてなーんもわかってないんですから(´ε`;)
 
 それでは次回をお楽しみにー

Jara~n・po~n

その日、久し振りに実家の父さんから僕に電話があった。
「ツヨシ、来月11日の日曜日は非番か?」

今、僕は都内の消防署に勤める救急隊員であり、救命士をしている。
手帳をめくって確認すると、その日は前日の10日と合わせた
明け/公休日であった。
久しぶりの土日がフリーなので妻や娘の沙耶香にディズニーや遊園地
をせがまれることは必至だ。

「一応休みだけど、何か用かい? 母さんへの墓参りならちゃんとお彼岸中
 に予定してるけど」
「そうか、わざわざ月に二度も秩父へ来るのは億劫か?」
「そんなこともないんだけどさ・・・沙耶香にどうせ、ディズニーに連れてけ
 ってせがまられると思ってさ。で、しつこいけどその日は何かあるの?」
「葬式」
「へ?・・いま何て言った」
「俺の葬式をやるんだよ」
「父さん、冗談言わないでよ。いくら母さんが亡くなって寂しいいからって
 もう10年も独りで頑張ってきたんだから。それに救命士の親父が自殺しちゃ
 ダメでしょ」

「オイオイ、慌てるない。誰が自殺するって」
「今、俺の葬式するって言ったじゃん」
「じゃらんぽん・・・」
「えっ?」
「今年は3月11日に祭りをやることになってて、俺が仏様を演るんだよ」

久し振りに聞いたその懐かしい言葉の響き「ジャランポン」 
僕の脳裏に20年前のあの日の光景が甦る。


小学校の2年生まで、僕の家族は都内の下町で暮らしていた。
家族といっても、両親と僕の3人だけである。
母も僕も虚弱体質で、特に僕は喘息などもあり学校も休みがちだった。

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ある日突然父が
「こんな空気の汚れている場所で暮らしていると剛の喘息も治らないから、
 もっと空気の綺麗な場所にみんなで引っ越すぞ」
と言って、現在の実家のある埼玉県秩父市に貸家を見つけ引越したのだ。
それから数年、父は貸家と同じ地区に土地を手に入れ、家を建てた。
僕は学校までの、坂の多い2kmの徒歩通学で体が鍛えられ、越して半年程で
喘息持ちだったことなどウソの様に丈夫になり、地元のガキ大将達と一緒に野山を
駆け回っていた。
これは僕がもう少し大人になってから母に聞いた話しだが、秩父に越して
わずか数年で家を建てられたことは、両親が本当にこの地で良き友人や隣人
に恵まれた為だったらしい。
何しろ、ウチの一家は引っ越して来たとき、その費用で僅かな貯蓄を遣い果たし
ほぼ無一文になっていたのだから。

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疲れたから続きは次回です To be continued




ジャランポン

「じゃらんぽん」ってなんですか?
ハイ、秩父のある地域のお祭りです。 ジャランポン祭り  クリック
今年は先の11日に行われてもう終了してしまったのですが、別名「葬式祭り」と
呼ばれるお祭り・奇祭です。

まだ生きてて元気な人が生け贄、無理矢理死人に仕立てて棺桶に入れちゃう。
そうして、これも地元の人がなりすます偽のお坊さんがデタラメなお経をあげて
葬式しちゃう。という何だか楽しそうなお祭りです。

秩父の山間部に残る「虫送り」の行事に似た悪病、厄役退散のお祭りだと思います。

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今年こそはと思っていたのですが、気付いたら今年も祭りが終わってしまって
残念ながら、ヨッシーもまだ見たことがありません。
ネットで検索すると祭りの動画や詳しい解説のサイトもあるので、興味のある方は是非

この間観た「大鹿村騒動記」ではないですが、このお祭りで何だかお話しが書けそうですね。
次回、ヨッシーが晩酌しながら考えた楽しいお話し(短編)を載せます。

PS
   今年は春の訪れが遅くて、花の開花も遅れがちです。
   その分、色んな春の花が一辺に咲いて賑やかな春になりそうですね。
   
   両神の節分草は例年だと見頃を過ぎた時期ですが、今年はこれからが
   見頃だそうです。
   梅の花もやっと開花が始まり、車に乗ってるとフト、良い香りがする
   事があります。


人類はウチの犬より劣る

ガソリンがやたら高くないですか?
これはイランによる、原爆が製造可能になるウラン濃縮開発への制裁の影響らしい。

昨日のNHKのクローズアップ現代だったかな、それに対するイスラエルの
武力行使も辞さぬ強硬な姿勢。中東の不安定な情勢が伝えられました。

人種・民族、宗教の違いから生じた対立と衝突の長い歴史。
そしてその戦争による子供たちや女性たちなどの多くの市民の犠牲。

中東だけではないですね。この日本を含む極東だって、互いの国どうしの
信頼関係は霞みを掴むような危うさです。

犬と比較すること自体がナンセンスかも知れませんが、ウチの2頭のワン公、
タローとジャッキーの方がよっぽど人間より賢いですぜ。

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父ちゃんのお下がりの座椅子、こんなに狭くったって場所の取りっこの喧嘩なんか
しません。ちゃんと譲り合って仲良く寝そべってます。
「お尻の部分、広い方は体の大きい兄ちゃん、ボクは背もたれの狭い方でいいよー」
そして兄ちゃんがオシッコで外へ行ってる間に広い方にチャッカリ寝そべるんですが、
兄ちゃんも怒りません。
狭い方の背もたれ部分でモゾモゾ「ココじゃ狭くて寝そべられないなぁ」と、
うらめしげにお座りの姿勢でジャッキーを見てます。
暫し後、あらあら・・・いつの間にか又、元のポジションに入れ替わってスヤスヤ

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科学の進歩で地球も狭くなりました。裏側の国に行くのだってジェット機なら一日。

座椅子を地球に例えれば、
「オーイ人間どもよ、毛色や先祖が多少違ったって、もう少し仲良くやれないんかい?」
何だか、ウチのワン公達の方が人間よりも偉いなぁと、感じましたとさ。

春を前にして

昨日3月11日、あの日から一年が経ちました。
亡くなられた方、未だに行方の分からぬ方、合わせて1万9,009人
倒壊や津波に流され、住処を奪われ仮説住宅での生活や、原発事故に
よる避難生活の方は数知れず。

あの震災での被害が殆んどなかったこの辺の者が
「今年の冬は長く寒かったなぁ」などと愚痴をこぼしていては、同じ国に
暮らす国民として気恥しい様に思いました。

家族を失った方、未だ不便を強いられている方の辛さは想像でしか理解
できません。
昨日の午後2時46分、一年前の地震発生時刻に東北地方の方向へ向かい
一分間の黙祷を捧げました。

小ニの孫が泊まりで遊びに来てます。でも、今日はあいにくの雨で外遊びは
できません。仕方がないからふたりでパンを焼きました。

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左上は花とワンコの足だそうです。平べったいのでバターを敷いてフライパンで焼いたら
マックロくろすけで片方は爪がもげちゃった。
オーブンで焼いたベーコンロールやチーズロールは格好は悪いけど、味は今までで
イチバンでした。

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最近犬が主人公の映画も結構ありまして、その犬の主人を思う健気さに製作側の
狙い通りに泣かされてます。
昨夜は「パートナーズ~盲導犬チエの物語」を孫と観ました。(2010年邦画)
その前は「ロック~わんこの島」(2011年邦画)を観ていて、今度は「星守る犬」
を借りてきて観ようかな。
一昨年は劇場でカミさんと「HACHI 約束の犬」も観てるなぁ。
(09年 リチャード・ギヤ主演)
モチロン原作の邦画「ハチ公物語」(仲代達矢主演)だって観てますぜ。

最近、シリアスなトルコや東欧の映画(結構退屈です(*´∀`*) )ばかり観てたので
こういうシンプルな映画が新鮮です。

そうだ、昨年の公開、原田芳雄さんの遺作になっちゃった「大鹿村騒動記」もすごく
面白かった。

南信州の大鹿村に残る村歌舞伎の伝統(300年)を守り、年に一度の祭り公演を
間近に控えた善さんを中心とする村の騒動。
原田さん演じる善さん、そして村人役の脇役陣もひと癖もふた癖もある役者さんが
囲い、可笑しくも最後はジーンとくる映画でした。

あ~あ゚(゚´Д`゚)゚この映画、同じように村歌舞伎の盛んな秩父や小鹿野町が舞台
だったらなぁ。
パロディかリメイクで「小鹿野町騒動記」なんてのを誰か撮ってくれませんかねえ

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そして今日は・・・

昨夜は地区の打ち合わせの後に「ついてない一日だったなぁ゚(゚´Д`゚)゚まっ明日があるさ」と
やけ酒飲んで寝ちゃいました。
そして今朝(その明日です(^Д^) 少し二日酔い気味に布団被ってると、カミさんが
「ジー庭を見てご覧、雪がスゴク積もってるよ~」
「またー・・・オラがいい気持ちで寝てるトコを起こそうと思ってウソばっか言ってるよ」

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期待していた明日とは、マタマタの春のアホ雪でしたがな(゚Д゚ハァー
もう雪掻きなんかしたくねえよー、この時期の雪は水分がたっぷりでヒジョウーに
重たいんだもんなぁ

テストですべって雪でもすべってるヨッシーってか(笑)
(試験結果、合格の確立は五分五分ってところでしょうかねえ)

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真っ赤な花が咲き始めのボケとまだいい香りを楽しませてくれてるロウバイ

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        枝垂れ紅梅の蕾みもこんなに大きく膨らみました。
        雪なんかに負けるな~ 早く咲いてね~

午後は美味しい鍋の材料でも買い出しに行って、ノンビリとレンタル中のDVD観ます。
 (「木漏れ日の家で」07年のポーランド映画/91歳の死期を迎えたおばぁさんのお話し)

 
今朝のBGMは「SHANTI」という歌手です。
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透明感溢れ、しかもウェットなヴォーカルを聴かせてくれるジャズ歌手で、
あのゴダイゴのドラマー/トミー・スナイダーのお嬢さんだそうです。
マジ、その歌唱力はホンモノです。




明日があるさ


今日はヨッシーの背中には疫病神だか、貧乏神がおんぶしていて最悪の一日だったんだよ、
きっと。

運行管理者の国家試験日で、浦和まで行って受験してきました。
これまで過去4年間の出題をチャレンジした結果では全て及第点を取っていて自信があったのに
何だ、今年の問題は 明らかに過去問と比較すると難易度がアップしているじゃないかよ。
試験直後の手応えは、ハッキリ言ってマッタク自信がありません。

失意のウチに帰路に着き、池袋駅での西武線への乗り換え。(順調なら5時前には家に帰れた)
しかし、
「人身事故が発生し、只今西武池袋線は運行見合わせ中。復旧については現在目処がたってません」
だってよ。

今夜の6時には地区の総会に向け、事前打ち合わせを招集してあるのにどうしてくれるんだよー
仕方ないので高田馬場まで行って、超満員の電車に揺られ揺られ西武新宿線を乗り継ぎ、乗り継ぎ
やっと飯能駅に着いたのが5時半だった。
(西武池袋線の特急は全て指定席で普段ならゆったり帰れる)
地区役員さんに携帯で遅刻の連絡をしたりなんだりで、気が付くと秩父までの切符が無くなってる事
に気が付いて又イライラ

これで「始発駅からの料金を改札で請求されたらキレてやるかんなぁ」と、ヤケクソの
気分になっても読者の皆様は許してくれますよねえー
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ままタクシー

Author:ままタクシー
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記事担当のヨッシーです。
乗務員歴6年(H22年7月現在)
ウチの会社では中堅ドライバーになりました。
明るくやさしく安全運転をモットウに日々頑張ってます。
趣味:音楽鑑賞 カメラ
   愛犬とブラブラ散歩・ゴルフ
   読書と書くこと
秩父に行ってみたくなる記事、
なんとなくホットする記事を
更新していきたいと思います。

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