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続 田舎暮らしは忙しい

かねてより念願であった薪ストーブを来季こそは導入しよう。

「物好きだねえ あんたも エアコンやファンヒーターならSWポンで
 手間いらず そんなお金があるんだったら床暖房にでもしたほうが
 よっぽど良いのに 今どき薪ストーブなんて管理が大変でしょうに
 ありゃ 暇を持て余したお金持ちの道楽だよ」

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確かに安い買い物ではないし、ウチはお金持ちでもありません。
ウチの狭い居間ならその予算で床暖房も可能かも
(安い国産の薪ストーブでも煙突工事やら何やら付帯工事も含めれば
 かなりのお値段が掛かりそうです)

ストーブに限ったことではないですが、現代は本当に便利な世の中になりました。

その便利さと引き換えに我々は多くのことを見失ってしまった。

だから敢えて不便なことを日常の生活にひとつくらい残しておきたいと思った
のです。

ではその便利さと引き換えに失ったものとは・・・

山里暮らしで気がついたことを今日はつづります。

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  今朝仕事から帰り、ひと汗かきました ストーブもまだ注文してないのに
  せっせと薪集め


もうかなり以前に読んだTVドラマ「北の国から」の脚本家 倉本聡さんのエッセイ
ですが
俳優や脚本家を目指す若者のために彼は富良野で養成所を開いた(富良野塾)
そしてその塾生たちが最初に乗り越えなければならなかった関門とは

彼のエッセイを読んだ人や、これはTVのドキュメンタリーにもなりましたから
ご存知の方もおられるかと思いますが

ある日塾長(倉本さん)がヒヨコを一羽ずつ塾生に与え、育てるように指示をする
ヒヨコはすぐに塾生になついてそれは可愛いもんです。
やがてふた月もすればどの塾生の雛も立派な鶏に成長しました。
それを見極めた塾長が皆にナイフを配り
「今日いち日の食材はこの鶏だけです。そのナイフで君たち自らさばいて食べなさい
 それがどうしても出来ぬ者はこの塾から去るように」と、


それは性別に関係なくどの塾生も涙でクシャクシャになりながら鶏をさばき食べた。
あの可愛かったヒヨコ、そして寝食もわすれ世話をした鶏をです。

男子たる自分がもしも富良野塾の塾生であったなら、はたしてそれが出来ただろうか?

そして我々よりももっと若い世代の人たち・・・

食品はすべてスーパーで入手でき、魚も肉もすぐに調理可能なように加工してパック詰め
もしかしたら、現代の子どもには牛肉とあの大きな牛が結びつかず、
魚も肉も機械の並んだ工場でベルトコンベアーにのり自動的に合成された食べ物だと思って
いる子がいたとしても不思議ではない。

加工された食材でもまだ自分たちで料理するのはましな方で、外食や調理済みの惣菜で食事
を済ませてしまうことも多い現代

そこに我々人間が生きるためにいかに多くの命を搾取しているのか などの意識は皆無です。
だからその命への憐みも感謝の気持ちも忘れ去ってしまった。

食べ物だけではないのです。全て対価さえ払えば短時間で行きたい場所に移動でき、スイッチ
ひとつで快適な生活環境が手に入る。

あまりにも当たり前すぎてその快適さを支える全てのことへの感謝と愛情を失くしてしまった。

対価で得られる幸福なんて所詮はその瞬間だけの幻
乱暴な言い方をすれば助平男の風俗店通いと大差がないのです。
だから更に多くの対価を払い、際限なき欲望の虜となっているのが現代ではないでしょうか。


人間と動物の違いは炎を司ること
不便でも自然に近い原始的な燃焼方である薪ストーブで燃やされる薪一本に感謝しつつ暖を取る
そんな生活がしてみたい

まぁ囲炉裏があるのですが、設計ミスで煙抜きの構造になってないので薪を燃やすと煙たくて
煙たくて。しからば炭か とやってみれば今度は一酸化だか二酸化炭素ガスが発生し頭痛が
おきる。朝 そのままご臨終でしたじゃ笑えません


「さぁ薪ストーブにしよう」と思ったら、犬との散歩中に見かける道端の枯れ木がみ~んな
宝の山に見えてきちゃいました。
この時代、一銭にもならないゴミ(枯れ木)でも他人の山や敷地にあるそれを無断で持って
くるわけにもいかず、地団駄踏んで眺めているオレってやっぱり変人かな(笑)

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さて、これから散歩で窃盗罪にならない薪をいっぽん・いっぽん拾い集めて来季まで
どれくらい溜まるかなぁ

「やるなら 今しかねえ~」北の国から 92年巣立ちだったかな
クロイタのゴロウさん(田中邦衛さん)が丸太の上で唇を尖らして純クンに歌いかける
場面が浮かんできます。

そして今朝、家の前の藪に入り薪となりそうな枯れ木を拾い集めていたら突然に12歳の
自分の思い出が頭をよぎり目頭が少しあつくなった。

それは学校の先生が家庭訪問をするという日にわざわざ俺のお袋さんは醲桶を担いで畑の
肥料として糞尿を撒いている姿だった。

お百姓が畑仕事をし、育てている作物に肥しをくれる。

当たり前のことなのに
あの頃はもう、それが恥ずかしくて恥ずかしくて・・・

ヒッヒッヒー  田舎暮らしはやっぱり忙しい(楽しい)のだぁ


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No title

うわ~っ、いいですねぇ
薪ストーブ、憧れです(^^)
うらやましいっ

とあ様

自分の悪い癖でぐだぐだとゴタクを並べましたが
とにかく薪ストーブはスローライフの象徴、みんなの憧れ
ですよね

そんなに羨ましがらなくても、なんせまだ注文もしてないんですから

今夜は晩酌をしながらずうっとニール・ヤングを聴いてました。
彼の歌は薪ストーブの生活に似合いすぎます。

まぁ気分だけはそんなところで、今は幾らかかるのかひたすら
研究中です。
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乗務員歴6年(H22年7月現在)
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